ロボットアニメで、「説得力のない」基準で選ばれたパイロットといえば誰でしょう・・・?
ロボットアニメのパイロットは基本、職業軍人とか、
ロボットとの相性や、声紋や指紋の登録で仕方なく
彼(彼女)が選ばれるパターンですが、
そういう説得力がなにもないロボット物って過去にありましたか?
行きがかりでパイロットになった主人公は、結構多いような気がします。
アムロだって、最初避難民みたいなものだったのに、取りあえず防戦しないといけないから人手不足でしょうがない的にガンダムを操縦したわけですし。
ニュータイプ云々は、後から分かったこと。
最近のアニメでは「鉄のラインバレル」の早瀬浩一だって、城崎絵美がラインバレルで上から落ちて死んじゃったからファクターになった訳で、別の人が下敷きになっていたらその人がファクターだったわけですよね。
「ぼくらの」なんか、行きがかりというより詐欺。
「伝説巨人イデオン」のユウキコスモ以下の面々。
最初は、移民した惑星の遺跡から発掘したロボットを、
たまたま異星人とのイザコザに転用しただけです。
機動戦艦ナデシコのアキト
操縦できるからパイロットにされた。
本人は「俺はコックだ!」と言っていた訳ですがね。
テレビアニメではありませんが、『流星機ガクセイバー』では、主人公たちは貧乏くじを引いたとしか思えない状況でパイロットに決定されてしまいました。
自分勝手な性悪教師の講義に「たまたま」出席した8人の高校生が、フィールドワークと称して空から落ちてきた8つの謎のユニットに一人ずつ入るように言われる。
それがいきなり変形して合体、ロボットになり、侵略者と戦う事になってしまう。
ただ、侵略者、というのは本当は正しくない。攻めてくる者たちは、地球の「所有権」を主張してくる(リゾート地として良いらしい)。それを、宇宙法に基づき、同一のオーパーツから各々武器を作り出し、それを用いて決闘によって所有権を決める。やってくる決闘者たちはまず宣戦布告をし、正々堂々と戦う。そして、地球の所有権を主張しているのは、一人二人ではない…。
ロボットに変形したオーパーツ(謎のユニット)は個人認証してしまったようで、変更の方法も分からず、出来るのかすら分からない。
激しく状況を拒否する生徒たちだったが、性悪教師の「単位をやる」の一言で一転パイロットになることを了承する。
それでも、地球のことより部活の予算や生徒会のほうが気がかりだったり、な~んにも考えていなかったり……。こんなんで地球は大丈夫か!?という作品でした。
小説、マンガ、ラジオドラマ(1992年)、OVA(1993年)で作品展開されました。
(媒体ごとに内容の詳細は少しずつ違っているところがあります)
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